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漂流・漂着ごみ [列島の自然]

《海洋を漂流しているごみ及び海岸に漂着したごみの総称。》

《正確な実態の把握は不可能ながら、海洋には無数のごみが漂流していると考えられており、
それらの一部は海岸に漂着して沿岸地域への被害をもたらしている。

これら漂着ごみの構成は多岐にわたっているが、
主に漁業活動から発生するごみ(発泡プラスチック製の浮きや魚網など)や、
側溝や河川などを経由して海に流れ出た生活系のごみ(主にペットボトルなどの使い捨て包装容器)などから成っている。
また、意図的な不法投棄も疑われている。

近年日本海沿岸では、簡体字やハングル、ロシア語で商品名等が標記された中国や韓国、ロシアなどから排出されたと推察されるごみの漂着が増加している。
特に長崎県対馬市には、非常に大量のごみが漂着しており、国内における、漂着ごみ被害のもっとも深刻な地域の一つとなっている。

一方、ハワイやアメリカ西海岸には、日本産のゴミが漂着している。

海流の動きが大きな意味を持ち、大量生産・大量消費の時代的趨勢を受け、国際的な課題となっている。》



タグ:漂着物

ビーチコーミング [列島の自然]

《浜辺を散策しながら漂着物を拾い集めて楽しむ「ビーチコーミング」がひそかに人気を集めている。
貝殻やゴミだけでなく、流れ着いた思わぬ品に出合えるのが魅力という。

ビーチコーミングとは、砂浜をコーム(Comb=くし)でとくようにして、漂着物をくまなく探すところから名付けられた。
アメリカ西海岸を中心に欧米では盛んに行われているという。
ここ数年日本でも愛好者は増加中という。

絶対に触ったり拾ったりしてはいけないものは、針のついた注射器、薬品の瓶といった医療関係の廃棄物。

ゴンズイ、カツオノエボシ、ヒョウモンダコといった猛毒を持つ生物にも注意が必要。》



タグ:漂着物

漂着物学会 [列島の自然]

ふと、漂着物学会というものがあるのを知りました。
検索して、ホームページへ行ってみました。

http://www.drift-japan.net

トップページの挨拶文です。

《四方を海で囲まれた日本には、昔からいろいろな物が流れ着きます。

1898(明治31)年、伊良湖の海岸で椰子の実を拾った柳田國男は、えも言われない感動を覚え島崎藤村に伝えました。「名も知らぬ遠き島より・・・・・・」日本を代表する抒情詩「椰子の実」はそうして生まれたのです。

瞬時に情報が世界中を駆け巡るようになった現在でも、ゆったりとした「海上の道」の流れは柳田の時代と変っていません。

よく気を付けて観察すると、その流れに乗ってやって来る「漂着物」には、実にたくさんのメッセージが含まれています。

環境問題・民俗学・自然科学・創造文学・芸術など、視点を変えれば大変興味深いものです。

全国には、「漂着物」に関心を持ち、ビーチコーミングを実行している方々がたくさんいます。
漂着物学会は、それぞれのフィールドで、それぞれのテーマを持ち活動されている人達のネットワークから生まれた21世紀の民間学です。

この会は、いろいろな関心や研究を一定の枠の中にはめ込むのではなく、あらゆる分野を網羅した自由な会をめざします。

もちろん、海から遠くて、なかなか海に行けない人でも、関心のある方はどしどしご参加下さい。》

タグ:漂着物

都会で化石ハンテング [列島の自然]

《都会でひそかに化石探しを楽しむ人たちがいる。
目指すは、ビルやデパートに使われる古い大理石。

たとえば、東京新宿の「新宿三越アルコット」
ここは1930年の開業と65年の改築で大理石を導入。
愛好者年間約200人が 化石探しに訪れる名所で、
建物内の化石を示すガイドブックも作成した。

「好きなのはやはり花形のアンモナイト。
何げない建物の壁やトイレに、昔の生き物の名残がある。
誰も知らないものを自分だけが見つけたといいうのが喜び。」と愛好者は話す。

地学の専門家によると、
「昭和初期の建物から住宅の玄関まで、国内で比較的多いのは、約1億5千万年前頃(ジュラ紀の化石。
化石はかつての海底の様子をかたるタイムカプセル。
博物館や化石図鑑で見て断面を想像する立体的思考を養うことが、化石を見分けるこつ」という。》



タグ:化石

キノコの「地方ニュース」とNHK 日本列島あれこれ [列島の自然]

昨日は「NHKの情報不正確さ」に頭にきた話だった。
昨夜、また同じような事が起こった。
NHKラジオ第一、夜7時のニュースのあとの「列島リレーニュース」。

『21日、松本市の卸売り市場で開かれた市場まつりで毒キノコ販売。
中毒者、2家族6人。
「ハタケシメジ」として販売されたキノコに毒キノコがまざっていた模様。
保健所は、他に売られたキノコの行方がわからないため、食べないように呼びかけている。』

おいおい! その毒キノコの名前は何だよ! 保健所が大体は把握してるだろう!

気になるから、そのニュースを検索する事にする。
あれこれケータイ検索。

結局、ケータイのトップページの地域情報。
中部の「新聞・テレビ・ラジオ」、長野のテレビ局のニュースの項目。
リアルタイムな時間で読む事ができました。

どの民放局でも、ハッキリと、「ハタケシメジとして売られたが、毒キノコのクサウラベニタケだった。」と載っている。

どういうわけか、一日に二度も有った、キノコ名に関してのNHKのボケさかげん。

思うに…
「商品名や会社名を明示できない」という規制が、この情報ボケを生んでいるのではないでしょうか?



タグ:キノコ

キノコの方言名 日本列島あれこれ [列島の自然]

NHKラジオを聞いていたら、長野県人からの季節の便りを読んでいた。
「リコボウとサヤ?タケを採って食べた。」
アナウンサーが、「インターネットで調べたら…」と、二つのキノコを形容した。
おいおい、インターネットで調べたら、キノコの正式名が載っているだろう!
それを言えよ!
と腹が立った。

「サヤ?タケ」も初めて聞く方言名だったので、じきにおぼろげになった。
写真の形容も、じきに忘れた。
キノコは好きなので、図鑑をいつも眺めている。
キノコ情報には、耳をそばだてる。
やはり正式名がないと、軸がなくて、記憶さえ定まらない。

私の愛用の図鑑は、方言名まできちんと載せているので、他地方の方言名もある程度覚えてしまう。
地元の人と話す時は、地元の名と正式名を併用せざるをえない。

ちなみに、「リコボウ」は、長野の「ジコボウ」の局所名・変化形と思われる。
正式名はハナイグチ。
図鑑には、「ラクヨウイグチ、ラクヨウキノコ、ジコウボウ、カラマツジコウなどの地方名がある」とある。
また、数種類を同じ名で呼ぶ事もあり、まぎらわしい。


タグ:キノコ

今年の冬予報 日本列島あれこれ [列島の自然]

ラジオで、「琵琶湖にコハクチョウが一ヵ月も早く飛来」というニュース。

今年は、各地で草木の狂い咲きのニュースも多い。

ずっと残暑気味で暖かいのに、急に寒気が乱入して温度が下がると体にこたえます…

そういえば、気になる新聞記事
『気象庁予測
南米ペルー沖の海面水温が下がり、世界的な異常気象をもたらすとされる「ラニャーニャ現象」
が来年春まで続く可能性が高い。

ラニャーニャ現象では、冬は日本上空に寒気を南下させやすくなり、冬型の気圧配置が多く現れる。
各地で積雪の過去最多を記録した2005~06年の豪雪の一因とされる。
春は近年では高温傾向になる。』


タグ:気象

中越沖地震 (日本列島あれこれ) [列島の自然]

EZニュース(朝日新聞)

《新潟県中越沖地震は、新潟県から神戸市にかけての「ひずみ集中帯」で起こった。…‥

太平洋側のプレートが大陸側のプレートに沈み込む際、日本列島は、東西に押されて縮んでいるが、
ひずみ集中帯の縮み方は、
東西に比べて数倍速い。
阪神大震災をはじめ、地震が相次いでいる地域だ。》


ちょっと、学者的表現すぎますよね。

もう少し、イメージしやすいかたちで、表現しないと…

こちらも、なるほど…と、理解し、次に人に説明するまでは行かない…

プレートテクト二クスの最前線の研究ではそうなるのか…とかは、分かるけど。



タグ:地震 ひずみ

チベット高気圧 日本列島あれこれ [列島の自然]

たまたま天気の番組で、猛暑の説明があった。
二階建て高気圧。
まず、「太平洋高気圧」がどっかりと居坐る。
上層帯では、「チベット高気圧」も重なるように日本列島まで張り出している。

「チベット高気圧」
夏の日射でチベット高原に上昇気流が起こり、その気流が東シナ海に下降し、高気圧となる。

例年より、チベット高原の上昇気流が強く、チベット高気圧が日本列島に張り出している。



ひずみ集中帯 日本列島アレコレ [列島の自然]

少し分かりやすいイメージになって来ました~

「ひずみ集中帯」
エネルギーのたまりやすい構造
サハリンから本州の日本海側を通り、兵庫県付近までつながる帯状の地域。
その一部が「新潟ー神戸構造帯」

太平洋側から日本列島の下に潜り込む太平洋プレート(岩板)に押され、
比較的軟らかい地層にひずみが蓄積。

最初は地面が波打ったような
「褶曲」
「活褶曲」

ひずみを吸収しきれなくなると、
「断層」となって動く。

「活断層」
「逆断層」


★しかし、ひずみ集中帯の中に、原発が有りますね~


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